耐震偽造のお勉強
先日22日は、住宅メーカーの勉強会で耐震偽造のお勉強。
講師は鈴木卓也氏。
この講義を聴くの2度目だ。
新しい宅地建物業法(4月24日施行)でも、アスベストと耐震診断については、重要事項に記載しなければならなくなっている。
この耐震診断、
昭和56年5月31日以前に新築工事に着手した建物って何さ!
建物の謄本で調べても、完成日しか出てこないよね。(○○年○月○○日新築って!)
簡単な話、昭和56年5月31日以前の建築確認の建物は、耐震診断を受けた方が良いですよってこと!!
したがって建物の謄本では昭和57年以降完成の建物以外は心配ですよって話。
この昭和56年が、新耐震基準の施行のわけ。
テレビで、姉歯だヒューザーの建物の耐震基準が、0,3しかないとか0,5だとかというのはこの56年の耐震基準をもとにした話のわけ。
ざっくばらんに話をしていた鈴木氏の話をもっとくだいちゃっていいのかどうか分からないんだけど、耐震基準1の基準は、400ガルの地震で建物が崩壊しないこと。
ガルとか言われてもねえ。こちら私立文系。ギャルに関心あってもガルは知らねえ。(さぶい!)
なんかこの400ガルの基準、関東大震災が基準になっているようだけど、大正12年でしょう?
そのときに今のような測定装置がなかったから、推定なんだって。(鈴木氏のウケウリ。)
平成7年、阪神大震災、818ガル。
平成12年、鳥取地震、924ガル。
平成15年、三陸南地震、1280ガル。
平成16年、新潟中越地震、1716ガル。
で、今度予想されている東海想定地震が1330ガル。
こう書いてくると、関東大震災の400ガルって少なすぎないかい?
でもこの400ガルで崩壊しないのが、今の耐震基準なんだって。
じゃあよく耳にする震度とガルの関係はどうなのかって話になるわけだけど、
震度 ガル
0(無感) 0,8未満
1 0,8〜 2,5
2 2,5〜 8
3 8 〜 40
4 40 〜 110
5 110 〜 520
6 520 〜1500
7 1500 〜
なんだってっさ!
ということは震度で言えば、震度5が基準ってことだよね。
耐震偽装問題の、基準の0,5は、
400×0,5=200 これは一応震度5に入るわけだね。
じゃあ、GS藤沢なんかの0,28だと、
400×0,28=112 これは震度4の110と変わらない数字だよね。
震度4の地震って結構あるよね。まあ、だから退避命令が出ちゃったんだろうけど・・・。
でもさあ、昭和56年以前の耐震基準はどうだったの?って話になると250ガルが基準だったんだって!
一応震度5のランクの中だけど、400ガルの約6割。
なんか震度6の地震がきたら全滅しそう・・・。
この旧法でたっている家の戸数がどのくらいかというと、鈴木氏の話では1150万戸。
全国の戸数が4500万戸だそうだから、4分の1はアウト。
本当は4分の1の家は建て替えしなければいけない状態なのに、今回の事件対象者だけ税金で補助しちゃっていいの?って話。
だって4分の1は、同じように危険な家に住んでいるんだからねって話。
平成12年(2000年)に品確法(住宅の品質確保の促進に関する法律)で、耐震等級についても定められたけど、
耐震等級1が、新法(昭和56年)の基準だから400ガルで崩壊しないこと。
耐震等級2が500ガルだそうで、1,25倍。
耐震等級3で600ガルだから、ここでやっと震度6までOKとなる。
でもね、さっき書いた阪神大震災以降の大地震、
みんな600ガル以上だよね。
ということは、耐震等級3でも駄目じゃん。みんな崩壊してしまう。
まっ、だから免震とか制震とかのテレビコマーシャルのレベルの話になるわけ。
これで1100ガル〜1250で崩壊しない。
1300で崩壊しない。
2000ガルで崩壊しない。
これがハウスメーカーの言い分(?)
免震工法としては
1、積層ゴム方式
2、支承方式
3、ボールベアリング
があるそうで、でもこの免震は敷地の制約を受けやすいとのこと。
具体的には
1、軟弱地盤は駄目
2、鋼管杭を打ったら駄目
3、地震のときに液状化が予想される地域は駄目
4、瞬間風速25M以上の風がよく吹く地域は駄目(しょっちゅうユラユラ揺れちゃって気持ち悪くなる)
5、狭小敷地は駄目
だそうです。そうすると使える敷地は5%くらいになってしまうとか・・・・。
又、費用は戸建て住宅で250〜400万円位ですって。
で、制震。
ここのメーカーのセミナーだったので一生懸命勧めていました
費用が安くて、敷地制限も少なく2000ガルまでOKとか。
本当ですか?松井選手!?